こんにちは、kobo(@kobolog31)です。
海外に住んだことはありませんが、日常的に10か国以上の方々と英語でビデオ会議をしているサラリーマンです。
さて、今日のタイトルは「発音は気にしなくていい」です。
ちょっと賛否両論が生まれそうなテーマではありますが、飽く迄「英語を使って仕事をする上で」っていうことで(笑)
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そもそもなぜこんなことを言うのか?
日常的に海外とやり取りをする会社にいると、必ずと言っていいほど英語がペラペラの人がいますよね(笑)
学生時代に留学した、ワーキングホリデーに行った、仕事で駐在した、などなど。
でも特に、若いころ海外に身を置いていた人は、「日本語話すより楽です」みたいな…
私の今の上司もネイティブ並みの発音でバリバリしゃべっちゃう人なんですが、
未だに「かっこいいし、そんな風になってみたいけど、無理だろうなあ」と思ってしまいます。
何が言いたいかというと、これから英語の勉強をしていく人にしてみたら、
僕よりももっと衝撃を受けて、「英語なんて自分には一生無理!」と感じちゃうと思うんです。
こんな人がビジネス雑誌で紹介されてました
その方は、外資系企業にお勤めで、まだ大学を卒業して2~3年程度の女性でした。
「会社に帰国子女の同僚が多く、自分の発音に自信が持てないので、会議で話すのを躊躇してしまう」とお悩み。
それにお答えする、英語の先生は、「ネイティブスピーカー並みの発音を手に入れるには費用対効果が合わない、
仮にトライしても、モノになる可能性は決して高くない」とのことでした。
僕もその答えに完全に同意です。
「英語はコミュニケーションツールに過ぎない」とはよく言われますが、正にその通りで、
いわゆるJapanese Englishで、文法が間違っていたとしても、伝わっちゃうからです。
実際に仕事をしている中で、ノンネイティブの国、インドやタイなど、発音のクセが強くて、
必ずしも文法が正しくなくても、堂々と話して自己主張をしてきます。
実際にきちんと伝わりますし、重要なのは中身で、仕事上英語の発音が問題になることはありません。
英語を勉強する目的は、人に寄るとは思いますが、「きれいに話すこと」ではなく、
「英語でコミュニケーションを取ること」と考えたほうが、途中で変な迷いが生じなくて良いのではないでしょうか?
僕がお勧めする「ハイレベル」のあり方
じゃあ日本人は上手に話すことはできないのか?
いや、そうではないと個人的には思っています。
ネイティブのような発音でペラペラ話すのは難しいにしても、
正しい英語を話すことはできるんじゃないかと考えています。
つまり…
というのが僕の考え方です。
そして、その実力を測る指標としてTOEICが最適だと思っています。
こまめに受けられるし、少しでもスコアが上がれば嬉しいのでモチベーションに繋がりますからね。
TOEICだとSpeakingがないんじゃないの?と思う人がいるかもしれません。
しかし、知らない単語は使えないので、まずはTOEICでスコアを上げてしまって、基礎知識を身に付けてから、
見て理解できる単語・文法事項を、自分でアウトプットできるようにレベルを上げれば良いと思います。
個人的な経験談
僕は決して流暢に英語を話すことができるわけではありません。
でも、ほぼ確実に伝えたいことは伝わるようになりました。
間違いなく言えるのは、文法をしっかり固めたからだということです。
特にネイティブスピーカーを相手にしているときは、発音が拙くても、
こちらが話すことはほぼ100%伝わります。
難しくても、新しく覚えた表現を使えば、おもしろいほどわかってくれるし、
ちょっと感心を含めた相槌を打ってくれたりするから楽しいです(笑)
それに、海外の人でも同じ人間と人間です。
相手の言うことを聞き取れなかったり、自分の言うことが伝わらなかったときは
「え?なんて??」って言えば、リピートしたり、
違う表現を使って、コミュニケーションが成立するように協力してくれますから、
心配しすぎる必要はないってことです。
一方で、ノンネイティブの国で、自分より英語を苦手とする人がいたら、
無下に扱わず、寄り添ってあげることも大事です。
相手を思いやること、一緒に仕事を成功させるべく、人間関係を築いていくことが
何よりも大事だと考えています。
それは、幾分英語を話せるようになって、ある程度信頼を得るとともに、
意見が対立した時に、足元をすくわれる可能性があるということ。
本当に英語に苦しんでいるときは、優しくしてくれる人も多いかもしれませんが、
重要な局面のコミュニケーションにおいては、相槌と共に、わかったようにふるまうのは危険です。
恥ずかしくても、相手が言っていることを理解できないときは、
きちんとわからないことを伝えることが本当に大事になってきます。
何度も繰り返してもらうことが申し訳なく思うことも必ず出てきますが、
「ちょっとわからないので、メールで伝えてください」と言う勇気が必要です。
それは決して恥ずかしいことではなく、正しい意思疎通を図る為に必要なことです。
先ほど話したように、どこの人でも同じ人間なので、いろんな人がいますから、
時には嫌な気分になることもあるでしょう。
でもひとりで戦う必要もないし、誰かにヘルプをお願いするなり、
相談して、自分を追い詰めすぎないことも大事です。
ということで、必要以上に英語を使うことにおびえる必要はないです。
でも、背伸びしすぎてもいけないというバランスを気を付けながら、
自分に素直に頑張れば、きれいな発音が必ずしも必要ではありません。
ということで、今日はこの辺で終わりたいと思います。
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