こんにちは、kobo(@kobolog31)です。
海外に住んだことはありませんが、日常的に10か国以上の方々と英語でビデオ会議をしているサラリーマンです。
前回に続き、僕が考える「英語」について、英語初学者の質問を通じて、紹介していきます。
Vol.1をご覧になっていない方はこちらからどうぞ!
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英語を使う社会人の僕が考える「英語」とは?①
こんにちは、kobo(@kobolog31)です。 海外に住んだことはありませんが、日常的に10か国以上の方々と英語でビデオ会議をしているサラリーマンです。 プロフィールで ...
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それでは4つ目の質問からいきましょう!
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全然聞き取れなくて頭に入ってこない。どうすればいいの?
さて、どうしよう(笑)
多分ここでいう「全然聞き取れなくて頭に入ってこない。」というのは、「何言ってるのか全然わからない。」ということでしょう。少しでも聞き取れていたら、きっと「聞き取れない部分が多くて、理解できない。」という表現になると思いますので…。初学者の人は学習の道のりがわからないから、当然に的を射た質問をすることも基本的には厳しいのは想像ができます。
TOEICの対策であれば、公式問題集を使って、「よくある状況パターンを覚える」だとか、「まず空で聞いてからスクリプトを確認して再度聞く」だとか、「この問題集をやる」‥等、定石の方法はいろいろありますし、具体的に何が効果がありそうか?を調べていくには、もう少し詳しく聞きたいですね。この辺りは今後の機会に譲りましょう。
このブログでは、実務寄りの色を出していきたいので、ここでは、憂鬱な英語の会議が明日に迫っていて、泣きそうな状況の場合を想定してみましょうか。(笑)
ぜひ気にかけて欲しいポイントを挙げてみます。
- 会議の目的は何?
少なくとも拾わないといけない情報は何? - 目的を果たすためにどんな会話が予想できる?
その情報を拾う為にどんな疑問文を話せばいい?
その疑問文は一言で答えてもらえる聞き方? - 議題(Agenda)は事前に共有しよう
こちらの意図を汲み取って、わかり易く話してくれるかも? - 理解してもらう為に説明が必要であれば、ひと目でわかる画を作ろう
ビジュアルに訴えれば、言語の壁は低くなるかも?
海外の人も同じ人間で、言葉が通じないだけ(笑) それが問題なんじゃ!って言われそうですが、言葉が通じなかったらどうするか?を考えましょう。英語が苦手であることは相手には一瞬でバレますから、そんな中で、こんな工夫をして成立させようとしているっていう努力は絶対に伝わります。苦手だからといって、愛想笑いとYesの連呼の方が余程恥ずかしいですからね。
一方で、徐々に英語が話せるようになってきたとき、ノンネイティブ同士の英語の会議では、相手側に英語が苦手な人が出てきたりします。その時は、どうすれば相手を理解してあげられるか、も考えてあげましょう。
英語ができる人は毎回日本語に訳してしゃべってるの?
これはきっと、「頭の中で日本語から英語に変換してるの?」って聞きたいんですね(笑)
もちろん理想は日本語を話すように、母国語から変換することなく英語が話せれば最高ですよね。僕も限界まで英語の勉強をしたわけではないので、断定はできませんが、日本語の介入はゼロではないと思います。でも日本語で考えることは、昔に比べると相当減ったような気がしています。最初は頭の中で必死で英作文をして、会話のリズムを崩さないように気を付けながら1時間も話すとヘトヘトだったのに比べ、徐々に自分の話せる言い回しが増えてきて、今では随分楽にはなりました。
最近は英語が出てこなくて詰まるときは、日本語というよりは構文を考えている気がします。英文法に則って、文構造を破綻させずにどう作るか。慣れない内は正しい英文にしようと気にし過ぎると、逆に話せなくなってしまうので、無理はしないほうが良いと思いますが、そこで通じてしまうことで、その先は別に勉強しなくてもいいじゃん!なんて考えてしまうと、いつか痛い目にあうかも?(笑)
うまく発音できなくて挫折しそうです。
どこを目指してるの!?(笑)
世界各国、発音は独特です。英語を母国語とする国でも、アメリカ、イギリス、オーストラリア、それぞれ特徴が大きく異なりますし、ましてやインド、タイとなってくると耳を慣らさないと聞き取れないことも多々あります。発音よりも話せる語彙や構文を増やしていきましょう。
もしシャドーイングのことを聞いているとしたら…
僕の考えでは、リスニングを鍛えることを重きに置いたシャドーイングと、スピーキングの向上を目的としたそれがあると思います。一般的には前者が主だと思いますが、ついていけなくて当然ですし、スクリプトを見ながら追いかけられれば充分だと感じます。少なくとも僕はスクリプト無しで追っかけリピートは今でもできません(笑)
6つの質問に対する答えを通して伝えたいこと。
「英語を使う社会人の僕が考える「英語」とは?」と仰々しいタイトルを付けましたが、端的にいうと…
- 「今置かれている状況で必要とされる勉強の仕方をすることで、その時立ちはだかる壁は本人が思ってるほど高くはない」
- 「とはいえ、通じればそれだけでオッケー♪というわけではなく、相手の理解するための努力という協力あっての通じているわけなので、日々少しずつでも自分を磨く必要はある」
- 「だからTOEICで実力をチェックしながら、スコアが伸びていけば、やる気も続くんじゃない?」
こんなことをお伝えしたかったんですが、抽象的になってしまうので、初学者に質問された疑問に対して、お答えした内容を紹介することで、少しでも伝わりやすいかな?と思った次第です。僕自身、英語のプロフェッショナルといわれる方々に比べれば、まだまだ未熟モノではありますが、実際に仕事やフリートークなどでも成立させられるようになった今、昔の自分のように困っていらっしゃる方に、問題解決のヒントを提供できる場を作りたいと思っています。